北日本の牙城は強力だったが、関東のエース平原は意地を見せた。最終2コーナーから出脚鋭くまくり北日本の二段駆けを打ち破るかに思えたが、新田に合わされてしまいVには届かなかった。
「乗り越えられればと思ったが、新田の加速感もすごかった。力不足です。自分が仕掛けての負けなので納得はしています」。悔しさは隠し切れないが、全力は出し切った様子だ。決勝はタテの動きで北日本の脅威となった平原。着実に進化を続けている。この悔しさを糧に、大舞台で躍動して復権する日もそう遠い未来ではない。
【名古屋オールスター競輪決勝】平原 意地見せた
2019/8/19